題名のない雑記帖

まだまだ道半ば。今はまだタイトルをつける時じゃない。

現代ならではのリアル…映画『search』

 

忘年会の時に観に行きたかった映画が年明け、別の映画館で上映されることを知り、
絶対観に行かないと後悔する!と思い行ってきた。
思えばこれが人生初の一人映画鑑賞だった。
恥ずかしながら一人行動が苦手で、映画好きのわりには一人で映画館にも行ったこと
がなかった。

 

10代の頃、将来は自立したかっこいい女性になりたいと思っていたのに、実際は
映画館すらこの歳まで一人で行ったことがなかった。
海外とか平気で一人でいける女性を目指してたのに。。

場所は柏のキネマ旬報シアターで、初めて行ったけど雰囲気が素敵で、今後はここの上映作品をチェックして、気になるものがあったら積極的に観に来ようと思った程だ。

肝心の『search』だけど、本当に面白かった!

行方不明の娘を、娘が残したPCから探り当てたSNSの情報を手掛かりに探す父親の話
だが、全編そのPCのモニター上で話が展開するのだ。
その設定を知って面白そう!と思ったのだが、実際は想像以上に面白かったし映像での表現スタイルがまた拡がったのを感じた。
モニター越しというスタイルのお陰で、自分が検索しているような疑似体験のお陰で、臨場感が半端じゃなかった。

確かに、今のわたし達にはモニターを見ている時間も、確実にリアルだ。

ここを使ってリアリティを感じさせるとはお見事!の一言に尽きた。

現代のわたし達の生活と密接に関わっているIT機器。
なるほど、これも臨場感を味合わせるのに打ってつけのツールなんだなと、本当に感心した。

難点はストーリーの性質上、一度しか観れない点かな。笑

もう世の中のネタが尽きた感が凄くて、最近はなかなか昔ほど熱くなれる作品に出会えなかったが、久々に今までにない新しい風を感じた映画だった。

これだけ面白かったんだから、やっぱり一緒に観たかった~!という口惜しさもついてきたけど。笑

2018年の映画ですが、まだ観ていない方は是非!