題名のない雑記帖

まだまだ道半ば。今はまだタイトルをつける時じゃない。

神社

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蕎麦屋を出て、さて飲みに行こうか!と思っていたら、山羊くんが色々提案してきた。

「次どこ行く?映画か、カラオケか、陶芸か、プラネタリウムか、神社か…。」

なんだか沢山提案され過ぎて、お、おう…って一瞬なったけど(笑)、この日は天気が
良くて12月とは思えない暖かさで、屋内に籠るのはもったいない氣がしたし、その神社
はわたしも行ったことがなくて一度行ってみたかったので、神社に行ってからプラネタ
リウムに行くことにした。

それにしても陶芸には笑ってしまった。いや陶芸は好きだけど…。笑
この辺りで陶芸出来るなんて初めて知ったわ!笑
カラオケも捨てがたかったけどね。だってあれ以来山羊くんとカラオケに行ってない!

移動する時山羊くんはいつもいつの間にかスマホの地図を開いてて、こっちだよーって
先導してくれるけど、そういう所作もスマートで惚れ惚れしてしまう。
歩きながら、この人についていけば大丈夫っていう安心感って凄いな~と、久しぶりに
人からもたらされる安心感に幸せを感じていた。
これを本人に伝えようか迷っていた時に、急に山羊くんが車道側に立ってくれて、それ
も今までされたことなかったからびっくり&感動し過ぎて、結局何も言えないままに
なってしまった…。
ホントに、どういう風の吹き回し!??
ベタに優し過ぎて、真意が掴めないし、調子狂うなぁ……。

それでもこの時は本当に嬉しかった。
もう10数年、ずっとわたしが車道側に立つ立場で、誰かが車道側に立ってくれるなんて、一体いつぶりだっただろう…。
ずっとわたし一人で子どもを連れて出かけていたから、道を調べたりその日のプランに
責任を持ったり、長いこと一人でやってきた。
だからこうして安心して任せられる存在が久しぶり過ぎて、心底感動した。

神社に着いて、散策して、本当は一緒に写真を撮りたかったけど、まだ離婚届を出して
いない身で神社でそんなことしたら罰当たりな氣がして、泣く泣く諦めた。
いくら友達だっていっても、わたしの心はそうじゃないことはわたしが一番わかってる。自分を騙せないんだから天も騙せないでしょう。
本当は身綺麗な状態で再会したかったな…。

写真のことを心残りに思いながら、プラネタリウムに向かった。