題名のない雑記帖

まだまだ道半ば。今はまだタイトルをつける時じゃない。

ダイニングバー


事前にわたしがあまり遅くなれないと言ってたからか時間を氣にしつつも、もう一軒誘ってくれた。
じいさんに邪魔されてモヤモヤしたまま帰れるワケないじゃないか、行くに決まってる!笑 そもそも今日の目的果たしてないし!!

 


今度はさっきと打って変わってお洒落なダイニングバーに行った。
お店の前に着いて、外観から良さげな雰囲氣だったので、思わず素敵ー♪って言ったら素敵でしょーって返してくれたのがかわいかった。笑
そういうところが好きなんだよなー♪

乾杯して、どういう流れかは忘れたが、山羊くんがやたらこれからは自由になるんだから20代とか狙えばいいじゃんみたいなことを言ってきた。

「20代なんてコドモじゃん!笑 わたしはタメが好きなんだよー!」

「コドモじゃないよ、20代は大人だよー。」

一体どういうつもりでそんなこと言ってくるのか。わたしの人生を更におかしな方向に向かわせたいのか。

更に、注文を取りに来た店員が去った後山羊くんがこんなことを言ってきた。


「今の店員イケメンだったね。」

「え、見てなかった。」

「見てよー。目の保養した方がいいよ。」

好きな人と一緒にいるのに他の男なんて目に入るわけないじゃないか。なんでそんなこと言うんだよーと思っていたら、無意識に言葉が出ていた。

「大丈夫。山羊くんも充分イケメンだから。」

言ってからしまった!と思ったが時既に遅しだ。
ああ、絶対に口にすまいと、初めて会った時に固く誓ったことだったのに…。

ところが山羊くんは意外な反応を見せた。
そんなことないと言いながら、照れて下を向いてしまったのだ。

いつも自信満々な感じだし、自分の容姿が周りにどう評価されてるかなんて充分自覚してるようだったし、前にわたしのスマホがブラックアウトした時直してくれて、どうやったの!?って聞いたら天才だから笑、なんてふざけていたし…。
てっきりそのノリでドヤってくると思っていたのに、まさかそんな風に照れるなんて予想外だった。
でもその意外な反応が物凄くかわいくて、もっとそういう一面を引き出したいと思ったけど、今はこれ以上深追いしない方がいいかなと思って諦めた。
今、氣持ちを伝えてもいい立場で会えてたらよかったのに…。

その後急に春頃ペアーズに登録して1回会った人の話を聞かされた。
またその1回で終わったみたいだけど。
この定期的な報告はなんなんだと思うけど、この日のわたしは感謝を伝えることが最大の目的だったし、予想外にこれがデートじゃなかったら何がデートなの!?みたいなキラキラした時間を過ごしていたので、その話にもたいして心は動かされなかった。

それにしても、未だに彼女が出来てないのがホント奇跡みたいなんだよなー。
今までの話からしても、山羊くんは簡単に人を好きにならない人なんだろうな、とは思うけど。