題名のない雑記帖

まだまだ道半ば。今はまだタイトルをつける時じゃない。

幸せな夜


電車の中ではまだ酔いが醒めず無事に自宅の最寄り駅まで氣を保っていられるか不安だったが、駅に着いて家までの道をおにぎりを食べながら歩いていたら、だいぶ酔いが醒めた。
やはり今回も主食を食べていなかったのも悪酔いの原因になっていたのだろう。

無事家に着いて、まともに文字を打てるくらい回復したので普通にメールを打った。


そういえば会話の中で言い足りないことがあった。

後からメールで言い足すなんて本来ならウザがられそうだしやらないところだけど、
この日はなんだか許されるような氣がした。

『覚えてないと思うけど、初めて飲んだ時にわたしが50歳くらいで死にたいーって
 言ってたら、俺が止めるよ!って言ってくれたでしょ?
 あの時、ああ、こういう事を言ってくれる人がいたってだけで、残りの人生頑張って
 生きていけますって思ったんだよ。
 今までタイミング逃して言えなかった感謝の氣持ちを、今日は全部伝えておきた
 かったのです。
 いつも、色々ありがとうね♪』

『長生きしたくない早く死にたいって言ってたのは覚えてる笑
 考え方で良くも悪くもなるからさ、そう簡単には死なせないから覚悟しとけ♪』

最後の言葉にかなりやられた…。
この日の諸々も相まって、いろんな意味にとっちゃって。
こんなこと言われたら、やっぱり願ってはいけない未来を夢見たくなっちゃうよ…。

せっかく久しぶりに会えて、夢のようなキラキラした時間を過ごせて、締めくくりに
こんな言葉を貰えて…。
今夜だけは現実を考えずに自分の思い描く夢物語に思いっきり思いを馳せて、幸せな氣分に浸りながら眠りに落ちてもいいだろうと、そのまま眠りについた。