題名のない雑記帖

まだまだ道半ば。今はまだタイトルをつける時じゃない。

2月9日➁

 

・やっと仕事も安定したのに、相変わらず来年どころか半年後も春も来月すらも想像がつかない。
起こらない未来はどうやっても想像出来ないというし、あんまり時間がないの本当なのかも。
そうだったら今知りたいことや解明したいこと、本当に自分が変われたらどうなるのかなどの答えに辿り着くのが間に合わないかもしれないなあ。

・そういえばまだ山羊くんと実際にリアルで会う前の顔を知らない時に夢で山羊くんに会ったなー。
顔はぼかされてて見えないのに山羊くんて判った。
あの時は勿論こんなことになるなんて想像もつかなかったけど、あれはなんだったんだろう、初めて会った時の手を繋ぎたいも。
こんなことなら10月に会った時に手を握らせてもらえばよかった。
そしたら何か解ったかもしれない…、いきなりそんなこととても言えないけどね。

・冷静に考えたら山羊くんに色気を感じたことは一度もないんだよな。
イケメンだけど、毒気が無さすぎるのか、一緒にいる時は楽しいし好きだなーとは思うしドキドキもしたけど、欲情したことはなかったな。
そういう想いに駆られるのは、決まって家で一人で過ごしている時だった、そこは性欲に狂わされてたのかな。
好きな人とそうなりたいのは当たり前だと信じて疑わなかったけど、知らず知らず色んなところから影響を受けて、そういう刷り込みの果てにそう思い込まされていたのかも。
この思い込みのせいで間違えた氣がする。本当に好きだけど、キスしたいとも思わない。
わたしが山羊くんと本当にしたいのは、抱き締めたい、手を繋ぎたい、なのかな。
なんなんだろうこのプラトニックさは。不思議な人だ。
少しでも触れたらどんどん先に進みたくなって我慢できなくなると思っていたけど、そんなことなかったのかもしれない。

・手紙の表現も完璧に間違えた。迷ってたのに、迷ったなら間違いだってことなんだからやめればよかったのに。
あれは言葉にすぐ酔うわたしの悪いクセが出た結果だ。
言葉とか、シチュエーションとか、そういうものに過剰な意味付けや結び付けをして酔う癖をやめよう。そういうもので目を曇らせて判断を誤ってきたのだから。

・今冷静に思い返したら、こんなにブレブレで目も曇らせて、警告の声もシャットダウンして無理矢理書いた手紙を無理矢理押し付けて、最悪以外のなにものでもない。
ああまた自己嫌悪だ。
わたし自身がはっきり解っていないものが相手にきちんと伝わるはずもないし、色々誤解さたかもしれないことが悲しい。悲しいけど誤解を解くようなことを、今何もできないのが悲しい。
もう人に解ってもうらおうとしないって思ってたけど、山羊くんには、わたしの真意だけはわかってほしい。
もう二度と誰かを好きになることはないと、死んだ心で生きてて、そんな中で出会って、17年振りに好きになった大切な大切な想いを、こんなところに持ってきてしまった自分自身が悲しい。

・でもこうなってから三段階目の〝好き〟になれたことは嬉しく思っている。
以前は山羊くんのことを考えてた時は心が反応してたけど、今は山羊くんのことを考えると肚が温かくなる感覚だ。
この変化は素直に嬉しい。でも山羊くんがいないのが悲しい。
一人で感じてるのは悲しいよ。
山羊くんに会いたいなあ。