2月12日②
・突然、手紙じゃなくてぬちまーすを入れればよかったのにって思い付いた。
山羊くんが大変な状況なのわかってたんだし、ぬちまーすの良さも実感してたんだし、これ身体にいいからって渡せばよかったなんて、なんで今頃思い付くんだろう。
好きな人の身体を氣遣うことも出来ないで、本当に好きって言えたのかな。
やっぱりその人を好きな自分が好きって状態だったのかな。
とにかくエゴだらけだった。
山羊くんはきちんと優しさと思いやりを持って接してくれていたのに、わたしはちゃんと思いやれてなかった。最低だ。
・〝我慢〟と〝辛抱〟の違いについて調べた。
氣持ちを伝えちゃいけないって決意した時に、我慢ではなく辛抱すると決めるべきだった。
我慢は自分が納得していない、嫌々することだからいつか爆発するらしい。
それに対して辛抱は人の為にすること。
今後は心構えをきちんとしたい。
・ぬちまーすから思いやりについて考えて、更に深く幻滅されたことに思い至って物凄い自己嫌悪に襲われた。
相当幻滅されただろうし信頼も失ったことだろう。
本当によくメールを返してくれたものだ。寛大な心に感謝しかない。
しかも相当に氣を遣って言葉を選んでくれたんだろう。
本当に、こんな素晴らしい人を好きになれたことは幸せだった。
山羊くんの魂を可視化できたら素晴らしく綺麗なんだろうな。
そう考えたら涙が出てきたし、とても魂で繋がれるレベルじゃなかったってわかった。
格が違い過ぎる。悲しいけれど、認めないと。
もう好きだなんて言うのもおこがましい。
高嶺の花どころの騒ぎじゃなかった。
・池袋で飲んだ時、山羊くんに後光みたいな黄色い光のようなものが見えた氣がしたのは、やっぱり氣のせいじゃなく山羊くんの魂の美しさが現れてたのかな。
あの日会うの2回目だったけど、多分自分で感知できない魂レベルの領域で〝この人は信用できる〟みたいな判断をしてたのだろう。