題名のない雑記帖

まだまだ道半ば。今はまだタイトルをつける時じゃない。

8月18日〜8月23日


・夜、近所の川の向こう岸の灯りを灯した家並みがある風景が絵本の世界のように見えた。
絵本や昔話では家々の灯りが温かい、幸せの象徴となるシーンがよくあるし、わたしも含めて多くの人がそういったシーンに幸せな何かを感じているはずだ。

それを現代は他人と比べさせて自分の外にばかり目を向けるよう仕向けてきたのと同じく、家の外の楽しいこと(この場合の楽しいこと=手っ取り早く享楽的なこと)に目を向けさせて、各々の家の中から意識を逸らす流れも意図的にしてきたのではないかと、灯りを眺めながらそんなことに思い至った。

・モノの価値や本当にいいものを見定めたり生み出すエネルギーは、女性が鍵を握っている?
女性の社会進出により自分で自由にできるお金が増えた女性達が、この流れを後押ししてきたのかも?
ここに以前Sさんが言っていた女性の買い物動機が絡んでくる氣がする。
今までの男性優位の社会で女性の視点について未知のまま進めてきたことがある。
そういうことが意図してない、予期せぬ新たなものを生む?
(女性は生む性というのも関係しているのかも)

・人が自分のことを知って欲しい、理解して欲しいという欲求は、突き詰めるとどういったものになるのか。

・(利用者さんへの仕事の割り振りから感じたこと)
仕事のモチベが一番上がるのは、あなたにしか頼めない、のような特別感なのでは?
守るものがあるから頑張れるというのもよく聞くが、それが自分自身の真の望みと一致していない場合に燃え尽き症候群や空
の巣症候群のような心理になってしまうのでは。


8月21日

・新宿の雑踏で、お互い氣付いたけど全くそんな素振りを見せずにすれ違って、でも同時に振り返って目で笑い合うような再会がいい。


8月23日

・超絶器用なSくんが受付で皆が使う道具を作ってくれてるのだけど、その件でユニバーサルデザインって本当に難しいなと思った。
色々な人の声を聴いて改良を加えようとSくんが人間工学的な観点で視覚的にこの方が使いやすいなんて言いながら角度を工夫しようと考えていたけど、彼みたいに自分の頭でそこまで考えられる人がきちんとそういうことを学んだらきっと沢山の人が幸せになるいいものが作れるんじゃないかと思う。

・お昼休みに利用者さん達の会話が聞こえてくるが、それがよっぽど人間らしいやり取りに聞こえるんだ。
健常者、障害者、本当に人間らしく生きているのはどっちなんだか。

・Yさんのところで資材を補充している時に、いつものYさんワールドに合わせてたらなんだか子どもに還ってごっこ遊びをしているような楽しい瞬間があった🌱