題名のない雑記帖

まだまだ道半ば。今はまだタイトルをつける時じゃない。

性懲りも無く②


またグループホームに応募してしまった。

母に時間のことでごちゃごちゃ言われるも嫌なので、今回は夜勤にした。
医療費も馬鹿にならないから健康を損ないそうな働き方は避けたかったが、とにかく
収入を得なければ。
朝に帰ってくるなら文句ないだろうと半ばヤケにもなっていた。

 


面接後またすぐに採用になり、お試し勤務の日が決まった。

ここは複数のホームが隣り合っていて、男女で棟が分かれていた。
利用者さんの職員への依存を防ぐ目的で、順番に各ホームを担当するシステムだった。

この日は女性棟での勤務だったが、全棟に紹介を兼ねて挨拶にまわった。
その中で男性棟に行った時、ある若い男の子の部屋の障子が全てビリビリに破かれて
いるのを見て不安になった。

その後利用者さんの就寝時間になり、仕事を教えてくれた先輩から各利用者さんの
説明を受けたが、その男の子は自傷行為があるらしく、夜中に救急車を呼ぶ騒ぎに
なったこともあると聞き、前回のホームの人達が穏やかだと説明された意味がここに
きてようやくわかったのだ。
他の人も結構重度の症状をお持ちのようで、前回以上にやっていける自信がなかった。
夜勤も体力が持つか不安だしでまた辞退してしまった。

面接後すぐ採用になる理由がわかった。
やはりなかなか務まる人がいないのだろう。
グループホームの求人は本当に多いし、慢性的に人手不足なのかもしれない。

やはり求人情報と実際にその場を見るのでは情報量が全然違う。
仕事が決まらない焦りはあったが、やはりどうしても出来ないことはある。
探す方向を変えてみないといけないな、と思った。