題名のない雑記帖

まだまだ道半ば。今はまだタイトルをつける時じゃない。

職探し②


昭和な雰囲気に惹かれてサウナのフロントに応募した。
面接に行ってみると、近くに競輪場がある関係で土日の昼間はそこから流れてくる
酔っ払いの対応が大変らしく辞退してしまった。

夫の酒癖の悪さに長年悩まされてきたのだ。
もう残りの人生、極力酔っ払いには関わりたくない。

 


なかなか上手くいかない。
この歳からでも長く勤められる職場を探しているけど、とにかくないない尽くしの
最悪なスペックなのでなかなかここだというところが見つからない。
それでも思ったより面接の機会を頂けていることで希望は保てていた。
ネット上には面接にさえたどり着けないといった嘆きの声も結構あるのに、有難い
ことだ。

このご時世だからか、3年前と違って面接中に長年専業主婦だったことを突っ込まれる
こともない。正直この点で、今の世の混乱はわたしにとっては追い風だった。
3年前は本当に、結婚してから一度もパートもしてないの!?という反応だったから。
専業主婦は絶滅危惧種みたいな扱いだった。
だからあの時は、今更ここから抜け出すのは無理だと諦めたんだ。
諦めるにしても1ミリも信用ならない人間に自分の人生の舵取りを任せている恐ろしさ
を痛感したはずなのに、その後の3年の間に資格を取るとか少しでも対策を取らなかっ
たのは本当に詰めが甘かった。

今更後悔しても何の役にも立たない。
今あるカードで戦うしかない。
本当に、丸腰で戦場に放り出された氣分だ。