令和元年5月19日、この日は令和最初の満月だった。春の夜空なのに月の光が強くてとても綺麗だった。変に思われるかもしれないけどこのことを伝えたい！そう思ってしまったので思い切って山羊くんにメールしてみた。

たまたまネット上で紹介されていた槇原敬之の〝君の後ろ姿〟を聴いてみた。バイバイした後わたしも振り返りはしないけど、気持ち的には振り返ってるから会った後のわたしの心情そのものだと思った。本当に、どうしようもないくらい片想いなんだよなぁ。

アメ横内をあーでもないこーでもないと言いながら練り歩いて、結局大衆居酒屋に落ち着いた。ここで話してる時にごく自然な流れで山羊くんの名前が知れた。今まであだ名で呼んでて上の２文字しか知らなかったのだ。酔った頭の片隅で、今のわたしの会話の運び…

次の日の昼間、山羊くんからメールがきた。『明日とかって飲みに行ける？？』まさかこんな早くお誘いがくると思ってなかったのでびっくりした。