題名のない雑記帖

まだまだ道半ば。今はまだタイトルをつける時じゃない。

昭和の機械で令和のスピード


この機械が作られた当初に思いを馳せてしまうことがしばしばあった。

今とは世の中の空氣も違うだろう。求めらるスピードも違う。
毎日大量に生産される封筒達。ペーパーレス化と言われながらも、閑散期でも凄い量だ。これでも以前より少なくなったと先輩達は言うが、今でこれなら繁忙期にはどれほどの量を裁かないといけないんだろう…。

実際に先輩は30分で型替えしているし、わたしからしたら神業にしか思えないがその前の担当者は15分で出来ていたらしい。。

この機械が新品だった頃これを扱っていた人は、こんなに時間に追われていたのだろうか。物量もこんなにあっただろうか。
レーザーカッターがあるこの時代に、そもそもが昭和の機械で令和のスピードに対応という無謀なことをしているんじゃないか…。

先輩は個人的にオリジナルTシャツを作ってネット販売しているらしく、それがバズったらこんな会社辞めてやるんだとよく言っていた。
喫煙所の先輩は本当は週4一日4時間のパートで働きたいと言っていた。

みんなそれぞれ色々な思いを抱えながら働いているんだなと思った。